コンサート

ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン2日目

今日もラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポンに行ってきました。今日は夜の公演なので1人です。子供からは父親の勝手な行動に猛抗議を受けましたがカミさんは暖かく送り出してくれました。これには訳があり、お互い趣味で出掛ける時は最大限の協力をするという密約?があるのです。ただ、最近私が一方的に恩恵を受けているきらいがあります。そろそろ気を付けないとやばいかな。

公演の前に丸ビルで開催されている「ショパン展」に立ち寄りました。ショパンの自筆草稿譜を見ることができました。

本日1つ目はアンヌ・ケフェレック/オーヴェルニュ室内管弦楽団の演奏で、

  1. マズルカ ハ長調 op.7-5(弦楽合奏版)
  2. ピアノ協奏曲第1番 ホ短調 op.11(ピアノ・弦楽合奏版)

です。
とても気品溢れる演奏でした。第2楽章はたっぷりと歌う感じで、第3楽章のロンドも同じでした。私としては、第3楽章はもう少し軽快さがあってもいいかなとも思いました。

2つ目はジャン=フレデリック・ヌーブルジェ/パリ室内管弦楽団の演奏で、

  1. 序曲、スケルツォとフィナーレ op.52(シューマン)
  2. ピアノ協奏曲 イ短調 op.54(シューマン)

です。1曲目は管弦楽曲で、ヌーブルジェは2曲目に登場です。冒頭から一気に引き込まれ、あっという間の30分でした。圧倒的なテクニックはもちろん、しなやかな演奏との弾き分けも見事で、とにかく最高の演奏だったと思います。もっともっと聴いていたかったです。拍手がなかなか鳴り止まず、会場全体も大いに盛り上がりました。終演は22時50分、ヌーブルジェは午前中から出番があったのに疲れ知らずの素晴らしい演奏でした。

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ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン初日

ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポンの有料公演がスタートしました。今日は子供を連れて2公演を聴きに行きました。カミさんも誘ってはみましたが、「遠慮しておきます」とのことで別行動となりました。

1つ目はフィリップ・ジュジアーノの演奏で、曲目は

  1. モーツァルト「ドン・ジョヴァンニ」の「お手をどうぞ」による変奏曲 op.2
  2. ピアノ協奏曲第2番 ヘ短調 op.21

です。1曲目の変奏曲は有名なドン・ジョヴァンニのテーマが様々に変奏される華麗な曲です。ピアノ協奏曲の方は、私は実は1番の方が好きなのですが、こちらももちろん好きです。フィリップ・ジュジアーノはどちらの曲も、技巧的なところは鮮やかに、聴かせるところはしっとりと弾いていました。アンコールのノクターン(多分7番)も良かったです。さすが95年のショパンコンクール最高位を獲得したピアニストです。

2つ目はアブデル・ラーマン・エル=バシャの演奏で、曲目は

  1. 演奏会用ロンド ヘ長調 op.14「クラコヴィアク」
  2. ポーランドの歌による幻想曲 イ長調 op.13
  3. アンダンテ・スピアナートと華麗なる大ポロネーズ 変ホ長調 op.22(ピアノ・オーケストラ版)

と、いずれも日頃あまり聴くことのできない管弦楽とピアノの作品です。エル=バシャの演奏は、とにかく音がきれいで、うっとりと聴き惚れてしまいました。どのように弾いたらあんな澄んだ美しい音色になるのでしょうか。アンコールは3つのエコセーズで、こちらは軽やかな演奏でした。

2つとも5,000人を収容する大ホールでの公演でしたが、幸い席がかなり前の方だったので、ピアノもオーケストラも身近に音を感じることができました。子供たちも楽しかったようです(グッズを買ったからかも)。

会場はかなりの人出でした。クラシックの音楽祭でもこれだけ人が集まるのですね。天候にも恵まれ、楽しい雰囲気に満ちていました。カミさんも連れてくれば良かったなと少し思いました(明日は私一人です・・・)。

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日本フィル ベートーヴェン名曲コンサート

日本フィルハーモニー交響楽団のコンサートに行ってきました。会場はサントリーホール。プログラムはすべてベートーヴェンの以下の3曲です。オーケストラを聴きに行くのは初めてで、しかもピアノ協奏曲のピアニストが河村尚子ということもあり、とても楽しみにしていたものです

  1. 《ロマンス》 第2番
  2. ピアノ協奏曲 第5番 《皇帝》
  3. 交響曲 第6番 《田園》

1曲目のロマンスはバイオリンによる甘美なメロディーが印象的な曲でした。バイオリンのソロはコンサートマスターの男性でしたが、曲調的には女性の方があっているような気もしました。

そしてピアノが中央にセットされ、いよいよ2曲目の皇帝です。第1楽章は堂々とした主題を、第2楽章はしっとりと美しいメロディーがとてもいいです。そして第2楽章の最後に第3楽章の主題がゆっくり提示され、切れ目なく第3楽章が始まります。「皇帝」の名にふさわしい力強い演奏で、華やかなフィナーレで約40分の演奏が終わりました。河村尚子のピアノは豪快な主題の演奏、繊細な弱音の演奏ともに素晴らしかったです。

休憩の後の3曲目、田園はおなじみのメロディーを心地良く楽しむことができました。

座席はステージ袖の2階バルコニー席で、音響的には落ちるのかもしれませんが、真下にいたフルート、オーボエ、ファゴット、ホルンなど管楽器やティンパニの音色や演奏者の動きが間近に見えて楽しめました。また、指揮者も良く見えて、振りよりむしろ顔の表情や体の動きで表現を伝えている感じが良くわかりました。みんなで音楽を作るオーケストラは、ピアノ・リサイタルにはない楽しみがあるなと思いました。さらにピアノも楽しめるピアノ協奏曲はなお楽しめますね。あと、河村尚子のソロ・リサイタルはぜひ行きたいです。

今回は家族4人で聴きに行きました。心配された子供の態度ですが、息子はさすがにちょっと(かなり?)退屈そうでしたが、娘やカミさんは楽しそうに聴いていました。たまには家族で名曲を楽しむのもいいかなと思いました。

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